可変ブログ

色々メモとか。とりあえず自分が分かるように。その後、なるべく人が見て分かるように。可変。

TCPとUDPの違い

TCP
送信したパケットは勝手に分割されて適当に結合されて受信される(データの境界保証なし)
つまり1回send() ≠1回recv()

送信したデータが受信されないと送信側はブロッキングする。
つまり、通信状況が悪いと送信タイミングのリアルタイム性が損なわれる。




UDP
送信したパケットは勝手に分割されないが、あまりデータが大きいとIPフラグメンテーションされる可能性がある。(パケット分割とIPフラグメントは別物らしい)
その場合受信側でデータがすべて出揃うまで受信を完了しない。(データの境界保証あり)
つまり1回send() =1回recv()
また、データがいつまでたっても揃わなかったらそのデータは破棄される。

send()したデータの順番とrecv()したデータの順番が入れ替わる可能性がある。
送信側は受信側がちゃんと受信できたか確認しないで構わず送信し続けるため、
通信状況が悪くても送信タイミングのリアルタイム性が損なわれない。




IPフラグメンテーション