可変ブログ

色々メモとか。とりあえず自分が分かるように。その後、なるべく人が見て分かるように。可変。

ubuntuのシステムバックアップ

ubuntuでバックアップをとる際、単なるファイルのバックアップでいいならいろんな方法があります。
普通にコピーしたりtarで固めたり。rsyncとかdumpとかdeja-backupとかのパッケージを利用する方法もあります。
ですが、これらの主な用途はファイルのバックアップであるため、システムのバックアップに向いてません。
これらの方法でubuntuのシステム全体をバックアップするには、
ライブメディアとかで他のubuntuを起動して、バックアップ対象のHDDの内容をコピーする等の手順が必要です。
これではいちいち普段使いのubuntuを落としてライブメディアを起動したりととても面倒です。
そこで、普段のubuntuを起動したままでシステムのバックアップ・リストアをする(ホットバックアップとかオンラインバックアップって言うそうです)パッケージがあります。
自分が見つけたのは二つ。
・Timeshift
・Systemback

どちらもubuntuの起動中にそのシステムのバックアップ・リストアができます。
SystembackはバックアップしたシステムのISOイメージとライブメディアを作成できるのが特徴です。
また、Systembackは起動中のubuntuが入っているHDD(パーティション)にしかリストアできませんが、Timeshiftは他のHDD(パーティション)にリストアすることができます。
どちらも使ってみましたが、Timeshiftの方が使い勝手がよく安定している印象でした。

使い方は参考URLに任せて、ここでは自前ビルドする方法について解説します。
というのも、仕事で使っているubuntuアーキテクチャがarm64なのですが、
apt-getでインストールできるバイナリの中にarm64ビルドが用意されていなくて、インストールできなかったからです。
試してはないですがraspberry piとかもamdアーキテクチャではないので、参考になるかもしれません。



まずはgithubからReleaseの17.2をダウンロードします。
自分の環境では17.10ではなぜかmake中にエラーがでました。問題ない人は17.10使った方がいいと思います。

依存関係のインストール

sudo apt-get install libgtk-3-dev valac libgee-0.8-dev libvte-2.91-dev libjson-glib-dev


あとはディレクトリの中で

make
sudo make install




【参考URL】

※2019/11/07 追記