USB切替機を自作する。
メインのPCに加えてラズベリーパイをいじるようになりました。
まあラズベリーパイならメインのPCから遠隔操作すればいいのですが、そこに最近はSurfaceが追加されてキーボードマウスがもう一セット必要になってしまいました。
予備キーボードマウスはあるっちゃあるんですが、置くスペースもないし、何よりいちいち使い分けるのが非常に面倒です。
そこでUSB機器を複数のPCで切り替えられるUSB切替機を探してみたんですが、なぜかすごく高い。4つ切り替える切替機で1万とかします。(今はなんかすごく安くなっていますね。探し方が悪かったのかも。)
ということで、そんな高いもん買うならと思い、作ってみました。
作り終わってから記事にしようと思いついたので画像は完成したものしかありません。完成したものしかないといいつつ画像は今度アップロードします。
材料
- ケース
- 配線
- オス―オスUSB端子 3つ
- メス―メスUSB端子
- ユニバーサル基盤
- ロータリースイッチ
作り方
原理は簡単。単純にUSBの4端子をロータリースイッチで切り替えるだけです。
回路図は以下の通り。
他の人が自作しているものを見ると、グランドが共通だったり電源が共通だったりしますが、
電位のズレによる電流の逆流等が怖いので、電源もグランドも信号線ごとすべて切替えます。(本当はスイッチングノイズ対策とかしたほうがいいのかも)
そのためロータリースイッチは4回路3接点のものを使います。
ロータリースイッチの回路図は以下の通り。
家には電動ドリルなんてものはないので、ミニリューターとやすりとデザインナイフで頑張ってケースに穴をあけます。
メス―メスUSB端子とオス―オスUSB端子を無理やり分解して端子の部分に無理やり半田します。
伸ばした配線をロータリースイッチに半田してケースに収めて完成です。
今のところ問題なく使えてますが、やっぱり既製品を買ったほうが良いでしょう。
既製品は何より、PCやUSB機器を壊す心配がないのがいいですね。
今なら4分岐を2000円くらいで買えるようです。というか結局買っちゃいました。↓
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